雲のメモ帳

猫とクラウドと旅行が好きなインフラエンジニアです。 日々の調べたことや興味が持ったことをこのブログにアウトプットします。

Teamsへカスタムアプリを登録し、ユーザーにカスタムアプリを配布する

これはなに?

Teamsのカスタムアプリを登録して、ユーザーに配布するまでの手順メモです。Teamsのカスタムアプリに関する情報があまりなく、結構困ったので、どなたかの参考になれば。

前提条件

  • Teamsの管理権限があるユーザーでログインしていること
  • Teamsカスタムアプリのマニュフェストファイル(.zip)が作成されていること

マニュフェストの作成に関しては、以下のサイトが参考になると思います。

ゴールイメージ

カスタムアプリを登録して、画像のように個人用アプリとしてユーザーにアプリが提供されている状態にします。

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手順

作業はすべてTeamsの管理センターで行います。 手順としては、カスタムアプリを登録してから、ユーザーに配布します。

1.カスタムアプリ登録

① Microsoft Teams 管理 センターに接続し、Teamsの管理者権限が付与されているユーザーでログインする

https://admin.teams.microsoft.com/dashboard

② [Teamsのアプリ] - [アプリを管理] - [アップロード] - [ファイルを選択] をクリック

③ 作成されたマニュフェストを選択する

④ アプリが登録されていることを確認する

2. ユーザーのTeamsにカスタムアプリをピン留めする

① Microsoft Teams 管理 センターに接続し、Teamsの管理者権限が付与されているユーザーでログインする
https://admin.teams.microsoft.com/dashboard

② [Teamsのアプリ] - [セットアップポリシー] - [<任意のポリシー>]をクリック
※ ユーザーを管理しているポリシーについては、組織によって異なると思うので、適切なものを選択してください。規定値は、「グローバル (組織全体の既定値)」です。

③ 「インストール済みアプリ」より、[アプリを追加] をクリックする

④ 追加したアプリの名前を検索し、[追加]をクリックする

⑤ 「インストール済みアプリ」の一覧に追加したカスタムアプリが追加されていることを確認する

⑥「ピン留めされたアプリ」より、[アプリを追加] をクリックする

⑦ 追加したアプリの名前を検索し、[追加]をクリックする

⑧ 「ピン留めされたアプリ」の一覧に追加したカスタムアプリが追加されていることを確認する
※ アプリの並び順について変更したい場合はアプリを選択して、「上/下に移動」をクリックすれば移動できます。

上記が対応完了すると随時ユーザーのTeamsにも登録されていくと思います。反映まで少し時間がかかります。

最後に

カスタムアプリについて調べたときは結構情報がなくて困ったのですが、手順さえわかればTeams管理センター内でかなり簡単に作業ができました。試行錯誤できる環境であれば調べるよりも手を動かしてみるほうが解決までの時間は短いかもしれないですね。